GLP-1オンライン診療の費用|料金の内訳と確認すべき5点

2026/9/7

「GLP-1ダイエットをオンラインで始めたいけれど、料金が医療機関ごとにバラバラで、何を基準に見ればいいのかわからない」——そう感じている方は少なくありません。本記事では、GLP-1受容体作動薬をオンライン診療で使う場合の料金の内訳と保険が適用される条件を整理します。あわせて、費用を確認するときに見落としやすい5点と、ユアクリで取り扱うマンジャロの税込・単独価格を掲載します。

なお、ユアクリで扱うマンジャロ(チルゼパチド)を痩身目的で使うことは、国内で承認された効能の範囲外です。これは適応外使用(自由診療)にあたります。用量の選択・増量は医師の診察により決定します。


用量ごとの料金は、公式LINEでご案内しています。

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GLP-1オンライン診療の料金は何でできているか

自由診療のGLP-1治療でかかる費用は、おおむね次の4つに分解できます。

  • 薬剤費:費用の大部分を占めます。薬剤の種類と用量で変わります
  • 診察料(初診料・再診料):月額に含む医療機関と、別建てで請求する医療機関があります
  • 送料:自宅配送の場合。配送方法・地域によって金額が変わります
  • その他:血液検査、針・アルコール綿などの消耗品を別建てにしている場合があります

「月額◯◯円〜」という表示だけでは総額が読めないのは、この4つのうちどこまでが含まれているかが医療機関ごとに違うためです。同じ土俵で比べるには、薬剤費・診察料・送料をすべて足した金額で見る必要があります。


ユアクリのマンジャロ料金|全用量一覧(税込)

ユアクリのマンジャロ料金は次のとおりです。すべて税込・単独表示で、二重価格表示(通常価格→限定価格)は行っていません。

用量 月額料金(税込) 備考
2.5mg ¥15,400 治療開始時の用量
移行プラン(2.5mg×2+5mg×2) ¥20,900 2.5mg→5mgへの移行期
5mg ¥26,400
7.5mg ¥33,000 増量時の用量
10mg ¥41,800 増量時の用量

上記は薬剤費と診察料を含んだ月額です(送料は別途。詳細は後述)。用量の選択・増量は医師の診察により決まります。自己判断での用量選択は認められていません。

用量別の料金と総額の内訳をさらに詳しく見たい方は、マンジャロの料金・総額|全用量の税込価格にまとめています。

7.5mg・10mgの取り扱いについて

7.5mg・10mgは、2.5mg・5mgから段階的に増量する場合に用いる用量です。増量するかどうか、いつ増量するかは医師の診察により決定します。ご希望の用量を提供できるかどうかは在庫状況によって変わるため、診察時にご確認ください。

なお、ユアクリでは12.5mg・15mgの取り扱いはありません。


送料の内訳

薬剤費・診察料とは別に、配送方法・お届け先の地域に応じた送料が実費でかかります。ユアクリの配送パートナーとの取り決めに基づく送料は次のとおりです(配送時の資材費込み・税込)。

配送方法 関東 関西 北海道・九州・沖縄
ネコポス 413円 413円 413円
宅配コンパクト 748円 808円 968円
発払い60サイズ 1,108円 1,228円 1,628円
クール便 1,380円 1,500円 1,845円

マンジャロは冷所保存が必要な注射剤のため、実際の発送はクール便が基本になる想定です(配送方法の最終確認中)。したがって月々の総額の目安は「用量ごとの月額料金+お届け先地域の送料(クール便の場合で概ね1,380〜1,845円)」となります。正確な金額は診察時にご案内します。


定期縛りなし・単月契約

ユアクリのマンジャロ処方は最低利用期間の定めがない単月契約です。違約金や中途解約手数料は設定していません。用量を維持するか、増量するか、休止するかは、そのつど医師と相談しながら決めていただけます。ただし、自己判断による急な中止は体調変化につながる場合があるため、休止・中止を検討する際も事前に医師にご相談ください。


読みながら気になったことは、公式LINEからそのままご相談いただけます。

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保険が適用されるのはどんな場合か

日本で肥満症の治療薬として承認されているのは、ウゴービ(セマグルチド)とゼップバウンド(チルゼパチド)です。

  • ウゴービ(セマグルチド):2023年3月27日に肥満症を効能・効果として製造販売承認を取得し、2023年11月22日に薬価収載、2024年2月22日に発売されました1。保険適用となるのは、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法・運動療法で十分な効果が得られず、BMI 27以上かつ2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する場合、またはBMI 35以上の場合です。なお2026年6月19日には、肝硬変を伴わない代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)の適応も追加されています
  • ゼップバウンド(チルゼパチド):2024年12月27日に肥満症を効能・効果として製造販売承認を取得し、2025年3月19日に薬価収載(保険適用)、同年4月11日に発売されました。2026年5月18日には中等症以上のOSAS(閉塞性睡眠時無呼吸症候群。BMI 27以上に該当する場合に限る)の適応が追加され、あわせて肥満症の対象が耐糖能障害(2型糖尿病、耐糖能異常等)を有する場合へ広がっています4。「日本では未承認」という説明は誤りです

これらの条件を満たす場合は保険診療となり、自己負担は原則1〜3割です。条件に当てはまるかどうかは自己判断せず、内科や肥満外来などの医療機関でご相談ください。

自由診療(適応外使用)になる場合

以下は、日本では肥満症治療薬としての承認を受けていないため、痩身目的での使用はすべて適応外処方(自由診療)となります。

  • オゼンピック(セマグルチド):日本では2型糖尿病のみ承認2
  • ビクトーザ(リラグルチド):日本では2型糖尿病のみ承認。サクセンダは日本未承認3
  • マンジャロ(チルゼパチド、当院処方製剤):日本では2型糖尿病治療薬として承認。有効成分は同じでもゼップバウンドとは別製品であり、マンジャロを肥満・痩身目的で使うことは適応外使用にあたります4

自由診療では料金が医療機関ごとに異なり、公的な価格の基準がありません。だからこそ、広告表示の月額だけでなく診察料・送料・消耗品費を含めた総額を確認することが大切です。


「安い」だけで選ぶリスク|料金と安全性の関係

料金の安さは魅力的に映りますが、安さの理由が「本来必要な工程を省いていること」である場合があります。

  • 医師の診察が形骸化している:問診票だけで薬を発送し、十分な問診・診察を行わないケースがあります。GLP-1受容体作動薬には禁忌(使用してはいけない方)があり、甲状腺髄様癌の既往歴・家族歴、糖尿病性ケトアシドーシスなどが該当します1
  • 副作用対応の体制が不十分:GLP-1受容体作動薬では悪心・嘔吐・下痢などの消化器症状が多く報告されています。まれに急性膵炎や胆嚢関連事象といった重大な副作用が起こることもあります123。副作用発生時に医師へ相談できる体制があるかどうかは、料金以上に重要なポイントです
  • フォローアップが不足している:GLP-1受容体作動薬による体重減少には、脂肪だけでなく筋肉量の減少も含まれることが報告されています(※エビデンス限定的)5。食事・運動に関する助言を含むフォローがあるかどうかも確認したい点です

費用を確認するときのチェックポイント5つ

1. 医師によるオンライン診察が実施されているか

問診票の送信だけで薬が届く医療機関もあります。ビデオ通話や電話による医師の診察が行われているかを確認してください。

2. 副作用の説明と、症状が出たときの連絡先が明示されているか

処方前に副作用のリスク説明があること、また副作用発生時に医師へ相談できる連絡先・対応時間が示されていることが重要です。

3. 正規流通品の薬剤が使われているか

使用される薬剤が、国内の正規流通ルートで入手されたものかを確認しましょう。個人輸入品や出所不明の薬剤には注意が必要です。個人輸入品は医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

4. 総額と追加費用の有無が明示されているか

薬剤費だけでなく、診察料・送料・消耗品費、そして解約時の条件まで明示されているかを見てください。「初月◯円」の表示は、2ヶ月目以降の金額と最低継続回数まで見ないと総額が読めません。

5. 増量したときにいくらになるかが分かるか

GLP-1治療は低用量から始めて段階的に増量することが一般的です。開始用量の金額だけでなく、増量後の用量の金額まで公表されているかを確認しておくと、途中で想定外の負担になりにくくなります。増量するかどうか、いつ増量するかは医師の診察により決定します。


GLP-1の副作用と注意点

主な副作用123:

  • 悪心・嘔吐・下痢(特に投与初期に多い。用量の段階的増量で軽減される場合があります)
  • 低血糖(糖尿病治療薬との併用時にリスクが高まります)
  • 急性膵炎(腹部の激しい痛みが持続する場合は直ちに医師に相談してください)
  • 胆嚢関連事象(胆石症、胆嚢炎)

その他の報告:

  • 脱毛:GLP-1受容体作動薬の使用者で脱毛が報告されています。通常は非瘢痕性で可逆的とされていますが、心理的な負担となる場合があります(※エビデンス限定的)6
  • 筋肉量の減少:体重減少に伴い筋肉量も減少する可能性が指摘されています。レジスタンストレーニングの併用が推奨されています(※エビデンス限定的)5

禁忌(使用できない方)1:

  • 甲状腺髄様癌の既往歴・家族歴のある方
  • 多発性内分泌腫瘍症2型の方
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
  • 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡・前昏睡の方
  • 重度の胃不全麻痺等の重篤な胃腸障害のある方

効果や副作用の現れ方には個人差があります。使用の可否は自己判断せず、必ず医師の診察を受けてください。


費用・治療内容・リスク・お問い合わせ先について

治療内容:医師によるオンライン診察のうえ、マンジャロ(チルゼパチド)を自由診療として処方します。診察の結果、処方に至らない場合もあります。

費用:上記「ユアクリのマンジャロ料金|全用量一覧(税込)」のとおり(税込・診察料込み・送料別)。

主なリスク・副作用:吐き気・嘔吐・下痢・便秘などの消化器症状が主な副作用として報告されています。まれに急性膵炎、低血糖等のリスクもあり、効果や副作用の現れ方には個人差があります。

お問い合わせ先:下記のLINE公式アカウント、またはオンライン初診予約フォームからご連絡ください。

マンジャロ(適応外使用)に関する重要事項

ユアクリで扱うマンジャロ(チルゼパチド)を肥満・ダイエット目的で用いる場合の前提です。

  • 痩身(肥満・ダイエット)は国内で承認された効能ではありません(適応外使用)
  • 個人輸入ではなく、医師の診察にもとづく国内承認品の個別処方でお渡しします
  • 国内には肥満症で承認された医薬品(ウゴービ=セマグルチド、ゼップバウンド=チルゼパチド)が別に存在します
  • 諸外国の安全性等の情報は、国内承認薬と同水準に整理されていない場合があります
  • 適応外使用のため、医薬品副作用被害救済制度の対象外です
  • 主な副作用に吐き気・嘔吐・下痢・便秘などの消化器症状があり、低血糖等のリスクもあります。効果や副作用には個人差があり、医師の診察が前提です

なお、ゼップバウンド(チルゼパチド、肥満症適応)は2024年12月27日に製造販売承認を取得し、2025年3月19日に薬価収載(保険適用)、同年4月11日に発売され、2026年5月18日には中等症以上のOSAS(閉塞性睡眠時無呼吸症候群)の適応も追加されているため、日本国内で未承認というのは誤りです。ユアクリで処方するマンジャロは、これとは別製品としての適応外使用(自由診療)にあたります。


よくある質問(FAQ)

Q1. GLP-1ダイエットのオンライン診療は保険適用になりますか?

肥満症治療薬として保険適用されるのはウゴービとゼップバウンド(チルゼパチド、マンジャロとは別製品)です。ウゴービは、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを有し、BMI 27以上かつ2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する場合、またはBMI 35以上の場合に限られます。それ以外のGLP-1受容体作動薬を痩身目的で使用する場合は自由診療(全額自己負担)です。

Q2. 月の総額はいくらになりますか?

用量ごとの月額料金(税込・診察料込み)に、配送方法・地域に応じた送料が加わります。例えばユアクリの2.5mgの場合、月額¥15,400に送料(クール便で1,380〜1,845円)を加えた金額が総額の目安です。

Q3. 薬剤費・診察料以外に追加費用はありますか?

ユアクリでは診察料を月額料金に含めており、追加でかかる可能性があるのは送料のみです。血液検査等が必要と医師が判断した場合は、その内容・費用を診察時にご案内します。

Q4. 増量したら料金はどうなりますか?

用量が上がるごとに月額料金も上がります。用量別の月額料金は本記事の料金表のとおりです。増量するかどうか、いつ増量するかは医師の診察により決定します。

Q5. 定期縛り・解約条件はありますか?

ユアクリは最低利用期間の定めがない単月契約で、違約金は発生しません。休止・中止をご希望の場合も、体調確認のため事前に医師にご相談ください。


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本記事についての注意事項
本記事は自由診療の費用に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の治療効果を保証したり、医師による診断・治療に代わるものではありません。記載の価格は2026年8月時点のユアクリの料金であり、予告なく変更される場合があります。他の医療機関の料金は各医療機関の公表情報をご確認ください。
GLP-1受容体作動薬などの医薬品は、医師の診察と処方が必要です。肥満・ダイエットを目的とした使用は公的医療保険の適用外(自由診療)となります。用量の選択・増量は医師の診察により決定します。服用の可否や治療方針は、自己判断せず必ず医師にご相談ください。体調に不安や気になる症状がある場合は、医療機関を受診してください。


出典

参考文献


  1. ノボ ノルディスク ファーマ株式会社.「ウゴービ皮下注 SD」電子添文(添付文書)・承認情報, PMDA. 製造販売承認: 2023年3月27日/薬価収載: 2023年11月22日/発売: 2024年2月22日/MASH適応追加: 2026年6月19日. https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/2499418G5023_1 ↩↩↩↩↩

  2. ノボ ノルディスク ファーマ株式会社.「オゼンピック皮下注」電子添文(添付文書)・承認情報, PMDA. 国内の効能・効果は2型糖尿病. https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/2499418G4027_1 ↩↩↩

  3. ノボ ノルディスク ファーマ株式会社.「ビクトーザ皮下注18mg」電子添文(添付文書)・承認情報, PMDA. 国内の効能・効果は2型糖尿病. https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/2499410G1021_1 ↩↩↩

  4. ゼップバウンド皮下注アテオス(チルゼパチド)承認情報:日本で肥満症を効能・効果として承認されているのはウゴービ(セマグルチド)とゼップバウンド(チルゼパチド)である。ゼップバウンドは2024年12月27日に製造販売承認、2025年3月19日に薬価収載(保険適用)、2025年4月11日に発売。2026年5月18日に中等症以上のOSAS(閉塞性睡眠時無呼吸症候群)の適応が追加され、あわせて肥満症の対象が耐糖能障害(2型糖尿病、耐糖能異常等)を有する場合へ拡大した。マンジャロ(チルゼパチド、当院処方製剤)はゼップバウンドとは別製品として承認されており、その肥満・痩身目的での使用は適応外使用に該当する. https://www.tanabe-pharma.com/ja/news/MTPC250319.html / https://www.tanabe-pharma.com/ja/news/rel_260601_2.html ↩↩

  5. Fat, muscle, and anti-obesity medications in cardiovascular disease prevention. PubMed, 2026. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41914150/ ↩↩

  6. Predictors and Characteristics of Hair Loss Among Users of GLP-1 Receptor Agonists: A Cross-Sectional Analysis. PubMed, 2026. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41914454/ ↩

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